本日は、予告していたBest Artists of 2014(邦楽編) です。


Best Artists of 2014-logo (1)


2014年のベスト・アーティストは・・・



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『DJ SOULJAH』氏!!!


その他の注目アーティストは、NORIKIYO、HAIIRO DE ROSSI、DJ DECKSTREAM...などなど。

NORIKIYO氏は、インディーズレーベル(YUKICHI RECORDS)でありながらオーバー・アンダー問わない活躍と、「仕事しろ」を体現した多作なアルバムリリース(うち「如雨露」、「メランコリック現代Remix」の2作品購入)なども魅力的でとても迷いました。

しかしながら、

DJという日本ではマイノリティな立場でありながら、国内外を股にかける活動を行い、現場のみならず製作にも力をいれ、メジャー・インディーと活動にさらに幅の広がりをみせている氏を選ばせていただきました。

過去の実績はコチラから

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BIOGRAPHY


音楽活動をしている人で、特にDJは自身のブランディングを不得手にしている方も多いと思います。

(根幹でクラブに「悪いイメージ」を持つ方も多いのではないでしょうか。)

また、活動が「現場」と「製作」で二分されており、その「橋渡し」を体現しているDJは意外と少ないように思います。

彼は、DJという日本では未確立の「フィールド」でありがら、早期からNYに活動拠点を移して実績を積み、オフィシャル/アンオフィシャル含め、これまでに多くのMix(作品)をリリースし、認知度を高めました。

テクノロジーの進歩に伴い、「人類総DJ」と言っても過言ではないほど誰でも気軽にDJをすることができるようになりましたが、現行シーンの日本人のDJで、「リリック」を意識してプレイ/製作している人はどれほどいるのでしょうか。

おそらく、ほとんどいないと思われます。

なぜなら、それを聴く人もリリックを意識しない/わからないため、「その必要がない」からです。

そういった不遇ともいえる環境にありながら、着実な「セルフブランディング」を行い、DJ文化としてのMix(製作)を「足跡」として残しながら
リリックを意識したプレイ(現場)で海外でも賞賛を浴び、さらには早期の復興支援にも尽力するなど、DJひいてはクラブに関わる人間の「地位向上/意識改革」に寄与する姿は素晴らしいの一言です。

今回、アルバムで作った楽曲も地元愛に溢れたものや、彼ならではの面子が揃うなど、単純なアルバムではなく、「人間性」が滲み出ている作品だと思います。

今までは、「曲の良し悪し」ばかりに着目することが多かったのですが、これからはよりその人の「人間性」や「背景」にスポットを当てて音楽に耳を傾けてみようかなと思った年末でした(笑)


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SHINYA